IT関連

どうやってお金かからない方法で、ハイパフォーマンスWEBサービスを提供するのか?

会社のHP立ちたり、個人的なブログサイトを構築したり、WEBサーバが必要ですね。無料なブログサービスなどの利用ができますが、強制で広告出したりするので、純粋な自分のWEBサイトを構築したい人は多くいるでしょう。

レンタルサーバの使用は一般的な考え方だと思います。但し、予算の関係で安いランクのプランだと、性能はもちろん低いため、アクセス人数を増えると、アクセスしにくく、場合によってアクセスできなくことがある。そして仕方なく高いランクのプランを切り替えることはよくあるでしょう。

安いレンタルサーバープランを使用したままでハイパフォーマンスWEBサーバ(サービス)を実現することは可能でしょうか。私はその課題を考えて、いろいろなやり方を試しました。その内容を本ブログから3~4回分けて共有したいと思います。

基本的な考え方は2種類分けます。

サーバー自身を最適化する

一言いうと、性能低いサーバを限界までパフォーマンスを出すこと。

例えばWordPressだと、基本にはコンテンツの表示は動的に作成されている。事前作成された記事など内容をデータベース中に保存され、ユーザアクセス(リクエスト)が来た時に、データベースから情報を取って、サーバ処理(PHP)でHTMLコードを作成し、ユーザ(ブラウザ)側に返す。実はデータベースへアクセスするのは非常にサーバのリソースを食うのです。

ここでの発想は、事前にデータベースからHTMLコードまで作成しておいて、ユーザアクセスが来たときに、事前作成されたHTMLファイルを直接に返す手法です。そうすると、都度都度データベースへアクセスする必要がなくなるため、早くユーザに返すことが可能になります。

さらに、事前に作成されたHTMLファイルをどこに保存するか、次の問題になります。サーバのハードディスクにシンプルに置くか、Memcacheなどメモリ系サーバに保存するか、などなどいろいろな方法は出てきます。

次回から、WordPress使用の前提で、いくつのプランインを利用して、詳細を説明していきます。

CDNサーバを利用する

CDNとは「Content Delivery Network(コンテンツデリバリーネットワーク)」の略で、ウェブコンテンツを効率的かつスピーディーに配信できるように工夫されたネットワークのことです。

但し、CDNサーバでは基本的に静的なコンテンツしか配信できない特性があるため、WordPressなどでの直接使用できません。従って、CDN+WordPressサーバ(レンタルサーバなど)の構成になります。

更にいうと、CDNメインでの CDN+WordPressサーバ 構成、と WordPressサーバ メインでのWordPressサーバ +CDNの構成になります。

次回から、それぞれの方法を説明していきます。

コメント